1. 試験液が規定の大きさの液滴となって、30秒に1回ずつ確実に滴下が行われます。
(滴下方式によっては、時々歯抜けが起こったり、2滴以上滴下したりで、規格試験通りの試験ができない事があります)
2. IECやJISの最新規格に合致しています。
古い試験器は、細部の点で規格に合っていない箇所が数点あります。
例えば、電極突き出し長さ、電極の形状、電極支持方法等です。
当社は、現行の試験方法規格や近い将来の改状況等を把握しているので、発注者がその内容を把握していなくても、規格に合致した試験器を確実に入手できます。
3. 国内の主力機関(例えば、製品評価基盤機構:NITE、電気安全環境研究所:JET、日本品質保証機構:JQA、化学品検査協会、科学警察研究所他)では、当社製試験器をご使用いただいています。
4. 当社は試験器製作だけでなく、依頼試験の受託や試験器の校正受託も実施しているので、データの不一致等の困難な問題が発生した時対応できます。
5. 当社に同等の試験装置を所有しているので、発注前の性能確認ができます。
6. 自社で、自ら使用している技術者が自ら、設計しているので、使い勝手と安全性に配慮して製作されています。
(1)電源
AC100V,50/60Hz,10A(1点式) AC200Vに電源変更可能です:オプション
上限1000V仕様は15A(1点式)となります。
2点式、3点式の電源は弊社に確認ください。
W[mm] | D[mm] | H[mm] | 重量;Kg | |
---|---|---|---|---|
1点式 | 570 | 530 | 1650 | 120 |
2点式 | 800 | 650 | 1600 | 200 |
3点式 | 1200 | 650 | 1600 | 270 |
(3)感電防止対策
試料部には囲いを設け、試験片と電極設置のための扉を設置し、その扉に安全リミットスイッチを取り付け、感電防止する。
(4)試験電圧範囲 AC100V~600V(100V~1000V仕様変更可)
(5)試験可能な試験片サイズ 寸法:150mm×150mm以内、厚さ:30mm以内
(6)適用できる試験液 A液及びB液、C液
(7)滴下数のカウント 1~9999回の範囲で任意にプリセット及び計数できる。
(8)液滴の大きさの設定 ノズルで決まるので、試験者は設定の必要はありません
(9)電圧の測定 1級相当のデジタル電圧計により、1V単位で読み取りできる
(10)電流の測定と過電流検出器
フルスケール1.0Aのアナログ電流計(メーターリレー)により、漏れ電流の測定及び検出遮断電流の設定を行う。
(11)終了表示 試験片の破壊時又はカウントアップ時には、赤色表示灯が点灯する
(12)試験液滴下間隔 5~60秒の範囲で任意に設定可能
(13)試験液滴下量 20~23[μL]の範囲に入る
(14)短絡電流調整範囲 試験電圧が100V~600Vの範囲で、1±0.1[A]に調整可能